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海外日本語教育の現場へ-海外フィールドスタディ/フィールド?プロジェクト(中国?上海日本語TAプログラム)
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2026年3月8日から15日までの8日間、2025年度春季海外フィールドスタディ/フィールド?プロジェクト(中国?上海日本語TAプログラム)を実施しました。本プログラムでは、本学の学生が海外の高校生に対し、日本語および日本文化の教育に携わってまいりました。今回は、経済学部1名、経営学部3名、法学部4名、大发888电玩城官方下载,大发888官方注册4名の計12名の学生が参加しました。
訪問先である上海朝陽義塾高校は、上海市青浦区朱家角鎮太陽島に位置し、緑豊かな自然に囲まれた美しい環境にあります。同校の生徒は、日本の大学への進学を目標に、日本語学修に意欲的に取り組んでいます。参加学生は、事前に本学の日本語教員の指導のもと日本語教授法について学び、模擬授業を重ねることで実践的な指導力を身につけたうえで、現地高校生への日本語授業に臨みました。
授業開始 試行錯誤の毎日
初日、本プログラムの参加学生は朝陽義塾の全校生徒の前で温かい紹介と熱烈な歓迎を受けた後、各教室に分かれて授業を開始しました。十分な準備をしてきたとはいえ、最初は緊張や不安から思うようにいかない場面もありました。時には、授業の難しさや自身の未熟さに涙することもありましたが、「生徒のみなさんの学ぶ意欲に応えたい」という強い思いを原動力に、授業内容を工夫し、改善を重ねていきました。真剣な思いは、言葉や国境を越えて伝わる——そのことを実感する場面が随所に見られました。
心の距離が縮まる交流の時間
授業を重ねるにつれて、生徒たちとの心の距離は次第に縮まり、笑顔や自然なやり取りが増えていきました。学生たちは、日本語教育を通じて、新しい友人との交流を深め、国際的なつながりの大切さを体感しました。
フィールドワークで学ぶ中国の文化と歴史
滞在中には、先生方とともに朱家角古鎮を訪れ、フィールドワークも実施しました。
同地は上海近郊に位置する、明清時代の面影を色濃く残す歴史ある水郷古鎮です。運河に架かる石橋や伝統的な建築物が立ち並ぶ景観の中、学生たちは中国の伝統的な街並みを実際に歩きながら、文化や歴史への理解を深める貴重な機会となりました。自分の足で歩き、現地の空気を肌で感じる体験は、教室では得られない学びをもたらしました。
「一万メートルの桜林」植樹活動への参加
「一万メートルの桜林」活動は、朝陽義塾の孫理事長が提唱する上海?太陽島に5年で1,000本の桜を植樹する公益プロジェクトです。桜の木を教育と自然の架け橋とし、植樹を通じて責任感を養うことを目指しています。
本学学生もこの活動に参加し、植えられた桜の木には、学生一人ひとりの願いが込められた絵馬が掛けられました。これらの桜は、国境を越えた友情と、参加者それぞれの成長への希望を象徴しています。いつか大きく育ち、満開になった桜を再び見に訪れたい——参加者は同じ思いを胸に刻みました。
修了式と感謝の思い
プログラム最終日には、盛大な修了式を開催していただき、朝陽義塾孫理事長より修了証と同校オリジナルバッグが記念品として手渡されました。学生たちは、やり遂げた達成感とともに、充実したプログラムを締めくくることができました。